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産後授乳中のゼニカル服用とベージュ細胞について

2020年03月24日

赤ちゃんの体重が思うように増えないと母乳が足りていないのではないか、母乳の栄養がよくなかったのではないかと思うこともしばしばです。
出産を終えて育児に奮闘している産後授乳中のお母さんたちにとって、授乳は赤ちゃんを育てていく上でとても気がかりなことの一つではないでしょうか。

そんなお母さんたちでも人間ですから薬を服用せざるを得ないこともでてくることもあるでしょう。
中には産後授乳中に服用することを禁止している薬もありますが、すべての薬を実験しているわけでもなく、表記がなく医師から授乳を止められるケースも少なくありません。

では『ゼニカル』という薬は産後授乳中のお母さんたちは服用できるのでしょうか。

『ゼニカル』は肥満治療薬の一種とされおり、食欲を抑制しなくてよい経口で服用できる薬です。
腸管からの脂肪の吸収を阻害する効果があり、吸収されなかった脂肪は、大便として肛門を介して排泄されます。
日本ではまだ製造承認されていない薬ですが、ダイエットを目指す女性にとても人気で、その効果も絶大とされています。

しかし、ゼニカルの胎児への影響は残念ながらまだ解明されていません。
なので、授乳中も厳禁とされているので服用しない方が良いであろうというのが大部分の医者から言われることです。

ただ、産後授乳中のお母さんたちだって、出産でのびきってしまったお腹や蓄えた脂肪をどうにかしたいと考えることもしばしばあるのではないでしょうか。
そんなお母さんたちに希望の光が差し込んだのが2012年です。
ハーバード大学ブルースピーゲルマン博士の研究チームが『ベージュ細胞』を発見しました。

『ベージュ細胞』は正しくは『ベージュ脂肪細胞』で、第3の脂肪細胞としてダイエットへの効果が発揮されるとのことです。
ヘリシンで活性化することがマウスの実験で明らかになっています。
今後はこの『ベージュ細胞』に期待してもいいのではないでしょうか。